Wi-Fiと光回線は何が異なるのか

これからインターネットを使いたいと考えたときに、2つの言葉に注目している方が多いでしょう。1つはWi-Fiであり、もう1つは光回線です。どちらもネット回線の話題になるとよく聞くことの多い名称です。これらはどちらもインターネットに関わっているものであることは多くの方が理解しているでしょう。しかし、具体的にWi-Fiと光回線の違いについて説明しろといわれても困ってしまう方が多いのではないでしょうか。実際にはこれら2つは全然異なるものとなっています。そのため、違いを正確に理解しておきましょう。

こちらでは現在インターネットを使う上で無視することができない存在であるWi-Fiと光回線について紹介しましょう。どちらも異なる特徴を持ったサービスです。どちらを自宅に導入するべきなのか迷っている方は多いでしょう。そのような方に分かりやすくWi-Fiと光回線の違いについて説明します。こちらの説明を参考にして、両者の違いを正しく理解しましょう。

Wi-Fiとは

Wi-Fiというのはネット通信回線を無線の電波に変換したもののことです。たとえば自宅に光回線があったとして、それにWi-Fiルーターを接続することによって、ネット回線を無線電波として飛ばすことが可能になり、それを用いて各端末でネットに接続することができるのです。こちらを用いるとインターネットに接続することが可能となります。それだけではなくてWi-Fiルーターを介して別の端末とデータのやり取りをすることもできます。最近は家電の中にもWi-Fiの電波を送受信できるようなものも出ているため、利用できる範囲は広くなっています。

モバイル用のWi-Fiルーターまた、別の意味でWi-Fiが使われることがあります。それはモバイル用のWi-Fiルーターです。こちらの略称としてWi-Fiという言葉が使われることがあります。この場合はモバイル回線と契約をして、モバイルWi-Fiルーターを持ち歩くことによって、外出先でも気軽にインターネットに接続することができるというものです。これによって、スマホの通信量を節約したり、ネット環境のない場所でもノートパソコンでネットに接続するということもできるようになるのです。そのため、仕事でネット環境が常に必要な方が利用したり、あるいは旅行先でネットにいつでも接続したいときに利用されることも多いでしょう。

光回線とは

光回線はこの10年ぐらいでよくその名称を聞くようになりました。宣伝されていたり、営業の電話が家にかかってきたことがある方も少なくないでしょう。こちらは光ファイバーを用いてデータを通信する手段のことです。光ファイバーは高速のインターネット通信を可能にするものです。光というのはご存知のように地球上で最も速いものであり、その光を効率よく伝えるためのものが光ファイバーです。これによって、現在存在するインターネット通信回線の中でも一番高速なインターネット通信を実現しているのが光回線です。

この光回線は通信が安定しているという特徴もあります。ノイズに影響されにくいという性質があるのです。そのため、従来のADSLよりも安定して使うことができます。たとえばADSLの場合は基地局から遠い場合には通信が途切れてしまうようなことがあったのですが、光回線の場合にはこのような問題が起きてしまうことはないのです。また、サービスによってはひかり電話というものが提供されていることもあります。テレビサービスが提供されていることもあり、メリットは大きいのです。

Wi-Fiと光回線の違い

このようにWi-Fiと光回線というのはそもそも全然異なるものです。光回線は直接インターネット回線のことを指しているのですが、Wi-Fiというのはそれを仲介するための技術やシステムのことです。光回線をWi-Fiによって仲介させるという活用の仕方があります。ただし、Wi-Fiをモバイル回線を利用したネット接続という意味で呼ぶこともあるため、この点はややこしい点となっています。

光回線というのはインターネット通信回線そのもののことです。一方、Wi-Fiはあくまでもネット回線を仲介するための方法でありシステムのことです。したがって、元のネット回線がなければWi-Fiを利用することはできません。この点を勘違いしている方はたくさんいるため注意しましょう。あくまでもWi-Fiはネット接続を補助してくれるものであり、光回線とどちらの方が優れているのかという議論は無意味でしょう。

光回線を利用するためにはLANケーブルが必要となります。基本的に有線LANで接続をする形式となっています。これを無線で利用したいならばWi-Fiが必要となるのです。無線でインターネットをしたいならばWi-Fiを選択すると良いでしょう。ただし、Wi-Fiはネット回線が必要なため、光回線を導入してさらにWi-Fiで無線LANとして活用するということが可能です。

Wi-Fiが必要かどうかを考える

光回線はネット回線として基本となるものであり、こちらを自宅に導入することは躊躇する必要はないでしょう。最近はネット回線のほとんどが光回線となっており、基本的なものとなっています。これに加えてWi-Fiを利用するかどうかについて検討すると良いでしょう。家族みんなでネット回線を共有したいならば、Wi-Fiがあればそれが可能となります。あるいは外出先でネットを利用したいならば、モバイル回線と契約をしてそれをWi-Fiルーターで接続をしてネットをすることができます。

まとめ

ここまでWi-Fiと光回線の違いについて説明してきました。これらはまったく異なるものであることを理解しましょう。一緒くたに紹介されたり、どちらの方が良いのか比較する方がいるのですが、そのような考え方はあまり意味がありません。光回線というのはインターネット回線のことであり、Wi-Fiというのはインターネット回線を無線化して電波を飛ばすための技術や仕組みのことなのです。

最近はスマホやタブレットなどでネット回線を利用する方が増えているため、Wi-Fiのメリットは増えてきています。たとえば光回線をWi-Fiルーターを活用して無線化することもできるのです。これによって高速のインターネット通信を実現することができるでしょう。光回線とWi-Fiは両方ともに利用することができるのです。あるいはモバイル回線と契約をして、外出中にモバイルWi-Fiルーターを用いてインターネットをすることもできます。いろいろな活用の仕方があるのです。